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一ヶ月で3キロ以上痩せたら「ダイエット」失敗!なぜか解説

やった!一ヶ月で3キロ以上痩せたという方、よく見かけませんか?私たちトレーナーからすればほとんど失敗と言えます。

それはなぜなのかを解説

 

<目次>

 

 

 

なぜ失敗と言えるのか

 

1カ月で体重が3キロ以上落ちた場合、私たちトレーナーは「失敗」としてとらえる場合が多いのです。

 

それはなぜか、

これだけ急激に体量が減るということは、体脂肪だけでなく筋肉量が落ちてしまっている可能性が高いからです。

 

すると基礎代謝量が減少し、リバウンドしやすくなってしまい目安としていただきたいのは、やはり体脂肪率です。

 

現在では市販の体脂肪計でもより正確な数字が計測できるので、運動を始めたら体系の減少ではなく体脂肪率の減少で成果を判断してください。

 

最後に数字にまつわる注意点をもう一つ。有酸素運動や筋力トレーニングをスタートしたら、最低でも3カ月間続けてみましょう。

 

1カ月程度では、なかなか数字に変化が表れません。

 

 

 

 

前日にたくさん食べ、体重がふえた方へ

 

 

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引用元 https://kenkoshukan.com/archives/596

 

 

「休みの日に食べ過ぎて、体重計に乗ってみたら太っていた」という人はけっこういるか

もしれません。

 

しかし、食べたものが体脂肪に変わるまでには、早くても3日から1週間はかかりますので

「昨日食べ過ぎたから太ってしまった」ということはありません。

 

みなさんが「食べ過ぎた」と感じるのは、炭水化物をたくさん食べたときなどが多いと思います。

飲み会の帰りにラーメンを食べた、というような場合です。

 

炭水化物は体内に蓄えられるときに、炭水化物1gに対して水が3g吸着するという性質があります。

多く摂取した翌日は、それに比例して体内の水分量が増加しているのです。

 

また塩分の高い食事をしたあとは、のどが乾いて(体が必要として)水分を多く摂取しているはず。

 

よって食べ過ぎてしまった翌日の体重増は、「太った」のではなく「体内の水分量の増加で体重が増えた」が正しい表現ということになります。

 

 

 

 

 

大丈夫かと思った方へ

 

 

ただ、そのままにしておけば体脂肪になってします。その積み重ねが体重に反映されることになるので、そうなる前に多く摂取した分のエネルギーを使わなければなりません。

 

一度、体脂肪になってしまうと、燃焼させるのにかなり手間がかかってしまいますが、摂取した炭水化物が体内に補質のままで残っているタイミングであれば、運動をすることで簡単に消費できます。

 

糖質は体脂肪と違い、運動の早い段階でエネルギーとして使われるので、それほど難しいことではないのです。

 

 

 

 

体脂肪になったらどうやっておとすの?

 

 

 

有酸素運動をする

 

それでは、体脂肪になってしまったあとはどうすればよいのでしょうか。

体脂肪を燃焼させるには、ランニングなどの「有酸素運動」が必要になります。

 

体脂肪がつくとき、男性ならほとんどが内臓脂肪女性なら皮下脂肪になります。

 

有酸素運動を行った場合、内臓脂肪のほうが皮下脂肪よりも先に燃焼するので、男性のほうが体脂肪を落としやすいといえます。

 

半面、内臓脂肪は生活習慣病と密接な関係があります。

なるべく早く消費しないと、生活習慣病になり得るので注意が必要です。

 

また、体脂肪を1キロ消費するには約7200カロリーの消費カロリーを多くする必要があります。

 

自分の運動はどのくらいカロリーを消費しているのか知りながらやると、ある程度身体の変化は予測できます。

 

 

 

 

 

筋肉量を増やす

 

筋肉量の少ない人が有酸素運動を行っても脂肪燃焼量は低いので、筋力トレーニングで筋肉量を上げる必要があります。

筋肉量を上げるためには、当然筋力トレーニングが必要になってきます。

 

注意、トレーニングを始めたときに、「体重を減らすこと」を目標にしないようにしましょう。

 

筋肉は脂肪よりも重たいので、トレーニングを始めて筋肉量が増えてくると、運動を始める前よりも体重が増えることがあるからです。

 

筋肉量を増やしましょうといっても、すぐに筋肉が増えるわけでもないので気長に楽しむことを意識してやることをおすすめします。

 

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引用元 https://style.nikkei.com/article/DGXMZO29647570Q8A420C1000000/

 

 

まとめ

 

・短期間で効果を求める必要はない

 

・筋肉は1ヶ月程度ですぐにはつかない

 

・前日に大量に食べたからとはいえ太っているわけではない

 

 

急激に体量が減るということは、体脂肪だけでなく筋肉量が落ちてしまっている可能性が高いので注意が必要です。

 

こうなると、基礎代謝量が減少し、リバウンドしやすくなってしまい目安としていただきたいのは、やはり体脂肪率です。

 

現在では市販の体脂肪計でもより正確な数字が計測できるので、運動を始めたら体系の減少ではなく体脂肪率の減少で成果を判断してください。

 

最後に数字にまつわる注意点をもう一つ。有酸素運動や筋力トレーニングをスタートしたら、最低でも3カ月間続けてみましょう。

1カ月程度では、なかなか数字に変化が表れません。

 

その点を頭に入れ取り組みましょう!

 

 

<エピソード>

 

 

私は、1度3ヶ月のダイエットチャレンジで1ヶ月目ものすぐごく頑張ったのに、体重の変化がなかったことがありました。

 

2ヶ月目は少し気持ちが落ちて、あまり気合が入りませんでしたが、体脂肪率が1.8%変化していました。

 

そして3ヶ月目に、体脂肪率が4.2%下がっていました。

 

体重自体には、ほぼ変化はありませんでしたが、体つきは以前とは全然違いました。

 

正直、自分で自分の体を見るのはあまり、分からないことが多いですし、筋トレをしていると筋肉が増え体重が増える事が多々あります。

 

そこで、挫折しないように、ダイエットの場合、継続は必ず成果を生みます。

 

まずは諦めないことをいしきして取り組むことが大事です。